こんにちは、あろっちです。
最近のスマホ料金値下げの潮流にあやかり、UQ mobileが気になっていたので乗り換えてみました。
今回は、乗り換えまでの経緯、移行手順などを書いていきます。
UQ mobileへの移行方法について、以下にリンクをまとめました。※2021年4月25日追記
5Gプランの提供開始にてプラン変更を実施した体験記事を執筆しました。※2021年9月6日追記
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UQ mobileに乗り換えるきっかけ
通信品質をさほど落とさず、スマホの使用料を抑えたいというのが一番のきっかけです。
僕はiPhone XRをauの旧ピタットプランで契約していましたが、およそ4,500円/月かかっていました。
通信量は大体1GBで収まっていたので、最近話題のMNO各社の20GBプランは容量が多すぎると思っていました。
そんな中、UQ mobileから2月からの新プラン、くりこしプランS 税込1,628円/月が発表され、今の僕の使い方でコスパが良さそうだと思い、思い切ってauから乗り換えようと決めました。
もちろんMVNOも各社値下げが発表されていますが、あえてUQ mobileに決めたのは、
- 2021年2月からauからUQ mobileの乗り換え手数料が撤廃
- KDDIのサブブランドということでMNOに近い通信品質がある
※通信速度制限について追記しました。(2021年3月19日) - au IDが引き継げる
- MVNOは安いが、通信速度に不安がある
- キャリアメールアドレスは不要(gmailにする)
- 通話はほとんどしないので、通話オプションは不要
といった点です。
UQ mobileの料金プラン
※2021年9月より5Gプランとなっています。
こちらに主要な料金プランについて記載します。価格は税込です。
くりこし プランS +5G | くりこし プランM +5G | くりこし プランL +5G | |
月額料金 | 1,628円 | 2,728円 | 3,828円 |
基本データ容量 | 3GB | 15GB | 25GB |
基本容量超過時 または、 節約モード時 | 最大300Kbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
いずれのプランも余ったデータ容量は翌月にくりこします。
通話は、22円(税込)/30秒(国内通話)、以下のオプションをつけることができます。
ときどき長電話する方に | 短時間の電話が多い方に | 電話をたっぷりしたい方に |
最大60分/月の 国内通話が定額 | 国内通話 10分かけ放題 | 国内通話 かけ放題 |
通信パック (60分/月) [オプション料] 550円/月 | かけ放題 (10分/回) [オプション料] 770円/月 | かけ放題 (24時間いつでも) [オプション料] 1,870円/月 |
月額は、基本データプラン + 通話料(オプション料)という形になります。
僕の場合、くりこしプランSでオプション未加入なので、
1,628円 + 通話料
が月額となっています。(※2021年4月12日追記)
UQ mobileの回線を実際使って通信状況を把握しておきたい
UQ mobileでは、Try UQ mobileという契約前に15日間お試しできるサービスを実施しています。
Try UQ mobileはこちら
1月の時点で、2月に移行できるように準備しておきたかったので、電波の入りが悪かったり通信速度が思ったより遅いということがないかチェックするためにこのサービスに申込みました。
ちなみに機種変更はしないので、SIMのみを申込み。
申込みの翌日、段ボールが届き、nano SIMカードと設定手順、返却手順が書かれたマニュアルが入っていました。
早速、設定手順にしたがってSIMの入れ替え、iPhoneの設定を行いました。
3日程度、自分の行動範囲で試しましたが、電波は基本的にauの圏内であれば入りますし、通信速度も納得いくもので、特に不満が見当たりません。
この時点で、2月にUQ mobileに移行することをほぼ決めました。
状況が大体把握できたので、返却手順にしたがってTry UQ mobileの梱包物を返却。僕の場合、実質レンタル期間は4日くらいでしたね。
※通信速度の実測データを追記しました(2021年3月18日)
移行前に確認しておきたいSIMロック解除について
au→UQ mobileへの移行はauのSIMロックがかかっている状態の端末でもできます。
しかし、将来的に他キャリアに乗り換えたいと考えている場合は、SIMロックを解除しておくことをお勧めします。
auからUQ mobileへの移行
移行は2月下旬に入ったタイミングで行いました。
実際に行った移行手順を紹介します。
以下にポイントを挙げておきますが、全てネットで実施しました。
- iPhoneはWi-Fiに繋がるようにしておく
- MNP予約番号の取得はMy auのサイトから
- UQ mobileへの加入はオンラインショップから
- MNP予約番号は期限があるため、MNP予約番号の取得からUQ mobileへの申し込みは当日中に実施
auからMNP予約番号を取得する
iPhoneのブラウザからMy auのサイトにアクセスします。
My au TOP 画面上部「スマートフォン・携帯電話」
ご契約内容/手続き
お問い合わせ/お手続き
MNPご予約
MNPご予約から手続きを行うと、<予約番号通知>というSMSが届きます。
このSMSに記載されている、予約番号がUQ mobile申し込み時に必要になります。
UQ mobileに申し込み
UQ mobileオンラインショップにアクセスします。
オンラインショップ→UQモバイル
今のiPhoneはそのまま使うので、VoLTE用マルチSIMのお申し込みを選択。
そこから、契約方法をのりかえ(MNP)、料金プランくりこしプランSを選択し、オプションは全くつけませんでした。
あとは、画面の案内にしたがって必要事項を入力していきます。au IDの引き継ぎはしておきます。
申し込みが完了するとUQ mobileお客さまセンターから新規お申し込み受付完了のご案内というメールが届きます。
このメールに申し込み内容が記載されていますのでよく確認します。
この時点で本人確認書類を登録していない場合はメールに記載されているURLより本人確認書類の画像を登録します。
免許証の場合は、表面と裏面の画像を登録します。
これで、申し込みは完了します。この後、UQ mobileの審査が入り、無事審査に通るとSIMが発送されたタイミングでUQ mobileお客さまセンターよりUQ mobile配送手配完了のご案内というメールが届きます。
申し込みから発送まで最短で1日くらいみたいですが、僕の場合、申し込みから2日後の夜にメールがきましたので、気長に待ちましょう。
また、新規お申し込み手続き完了のご案内というメールも同日届きました。
my UQ mobileから申込内容を確認してくださいという案内です。
この時に、my UQ mobileが利用できるようにログイン情報を登録しておきましょう。
auからUQ mobileに回線の切り替えを行う
メールが届いた翌日の朝、無事SIMが届きました。
これから
- SIMの入れ替え
- 回線切替
- UQプロファイルのインストール
- UQポータルアプリのインストール
といった作業をしていくことになります。
このときiPhoneがWi-Fiに繋がることを確認します。
まず、iPhoneに入っているauのSIMをUQ mobileのSIMに交換する作業です。
iPhoneはnano SIMですので、UQ mobileのマルチSIMからnano SIMになるようにSIM付属の説明書を読みながら取り出します。
この作業は初めてだったので若干緊張しました。
SIMの金属部分は素手で触れるのは厳禁なので手袋での作業です。
次にSIMの交換です。
iPhoneの電源を切ります。
iPhoneにはSIMトレイを開けるためのピンが付属しているので、それを使ってSIMトレイを取り出します。
SIMトレイからauのSIMを取り出し、UQ mobileのSIMをセットし、SIMトレイをiPhoneに装着します。
iPhoneの電源を入れます。
この時点では、UQ mobileの電波はつながりませんので、ご注意を。
Wi-Fiが繋がっている状態で、作業を進めます。
my UQ mobleにログインし、画面下部の受付情報確認をタップ。
回線切替をタップ。実行するをタップ。
これで回線切替が完了します。このタイミングでauから転出、UQ mobileへの転入が行われます。
(実際にメールが届きます。)
次にUQ mobileプロファイルをインストールします。これをインストールすることでUQ mobileの電波が繋がるようになります。つまりこの時点ではまだWi-Fiしか繋がっていないはずです。
以下のサイトがプロファイルのインストール手順になります。
iOSプロファイルのインストール
こちらの内容に従ってプロファイルをインストールします。
これで無事、UQ mobileの電波がつながるようになります。
節約モードには必須! UQ mobileポータルアプリのインストール
App StoreアプリからUQで検索をかけるとUQ mobile ポータルというアプリが出てきますので、こちらをインストールします。
UQ mobileポータルアプリ
UQ mobile ポータルアプリでは節約モードに切り替えられます。
節約モードとは、通信速度が制限される代わりに通信料が無料(データ消費ゼロ)となるモードです。
くりこしプランSの場合、節約モード時通信速度が最大300Kbpsになります。
※実測データ公開(2021年3月18日追記)
節約モードはいい
個人的な感想ですが、節約モードは待ち受け状態であれば、プッシュ通知やメール受信には十分使えますし、重いサイトでなければネットも思ったよりストレスなく見れます。
個人的に嬉しかったのは、iPhoneのテザリングでストリーミングウォークマンをWi-Fiで繋ぎSpotifyのストリーミング再生ができたこと。
普段、車のオーディオにウォークマンをつないでSpotifyやAmazon Musicを聴いていますが、これが節約モードで使えています。
実測データ公開
2021年4月9日のデータ(※2021年4月9日追記)
くりこしプランS
高速モード(データ消費あり)
節約モード(データ消費ゼロ)
2021年3月18日のデータ(※2021年3月18日追記)
プランは、くりこしプランS
高速モード(データ消費あり)
節約モード(データ消費ゼロ)
2021年4月30日のデータ残量(※2021年5月1日追記)
今月は外出時に高速モードを積極的に使いました。
使用実績は、2.4GBでした。
2021年4月1日のデータ残量(※2021年4月3日追記)
3月31日のデータを提示したかったのですが、気づいた時には過ぎていたため4月1日のデータになります。
ちなみに、3月31日のデータ残量は、4.6GBでした。僕の場合、もう少し高速モードを使ってもよさそうです。
UQ mobileポータルアプリアップデート後の表示(※2021年3月25日追記)
データ残量のくりこし分が表示されるように改善されたようです。
2021年3月18日時点のデータ残量実績(※2021年3月18日追記)
くりこしプランS(3GB/月)でのデータ残量 (前月(2月)余った容量がくりこしされた今月の残量)
2021年3月6日時点の実績
くりこしプランS(3GB/月)でのデータ残量 (前月(2月)余った容量がくりこしされた今月の残量)
通信速度制限について
全プラン対象
■直近3日間の通信量が「6GB」を超えた場合
0~24時までを1日とし、前日までの直近3日間の通信量が「6GB」を超えている場合は、通信速度が制限されることがあります。
※速度制限の解除は、直近3日間の通信量が「6GB」を下回った翌日に解除されます。
データチャージ(有償)を利用することで、高速通信できるデータ容量を増やせるようです。
詳しくは、こちら
「データ高速プラン」「データ無制限プラン」新規契約終了
UQ mobileでは2021年3月31日を最終日として「データ高速プラン」と「データ無制限プラン」の新規契約が終了となります。
詳しくは、こちら
まとめ
キャリア移行は今までショップ任せでしたが、今回は自分で調ベて実施してみました。
Wi-Fi環境とまとまった時間があればご自身で行えると思いますので、もしご興味があれば参考にしてみてください。
2021年3月から一部auショップでUQ mobileの取り扱いを開始
今回は、オンラインでの移行を紹介しましたが、3月からは一部auショップでUQ mobileが取り扱われるようです。
ニュースリリース
ショップならオンラインより気軽に乗り換えられるようになりますね。
他のキャリアも含め、今後のスマホ料金を取り巻く動向に注目ですね。
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